親子で楽しむ英語あそび10選|外出先でもできる簡単アイデア

晴れた公園で母親と息子が笑顔で座っている様子。

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英語の学びは、教室の中だけのものではありません。
むしろ日常の中でこそ、子どもは生きた英語に出会います。

私は15年以上英語を教えてきた講師であり、二人の元気な男の子の父親でもあります。
これまでたくさんの家庭や子どもたちと関わる中で、「親子でできる英語あそび」が、どれほど効果的で、そしてどれほど楽しいかを実感してきました。
今回紹介するのは、私自身が家庭でも実際に取り入れている、本当に使える英語あそび です。

「家で英語を練習させたいけど、自分の英語力に自信がない…」という保護者の方も安心してください。
親が完璧な英語を話せなくても、「一緒に楽しむ姿勢」 こそが子どもを伸ばします。

外出先やちょっとした待ち時間を、親子で英語を使う楽しい時間に変えてみましょう。

車の窓から母親と息子が指をさしている様子。

出発前に、車の中から見つけたいものを3〜5個決めましょう。
例:トラック、信号、病院など。見つけたら「Truck!」と英語で叫びます。

チーム戦にしたり、誰が最初に全部見つけるか競ったりしても楽しいです。
慣れてきたら「黄色い車」「帽子をかぶった人」「赤い看板のお店」など、少しずつ難しくしていきましょう。

ヒント:ロケットイングリッシュの ピクチャーディクショナリー を見ながら単語を選ぶと、さらに楽しめます。

散歩やお出かけ、買い物の途中で遊べるビンゴです。
街で見つけられそうなものを選びましょう。

例:犬、自転車、自販機、花など。
2分以内に5つ見つける「スピードラウンド」を入れると盛り上がります。

英語を覚える目的ではなく、「英語を口にする機会を作る」ことがポイントです。

スーパーマーケットで母親と息子が一緒にいる様子。

買い物中も英語のチャンス。
商品を指して「What’s this?」→「Bananas!」→「How many bananas?」と続けましょう。

数字に慣れてきたら「How much are the bananas?」にも挑戦。
一緒に値札を見ながら、「100円はone hundred yen」「1000円はone thousand yen」と言ってみましょう。

子どもが実際の生活で使う言葉と数字を結びつける絶好の機会です。

「I spy with my little eye something blue!(青いものを見つけたよ)」と始めます。
相手は「Is it the sky?」「Is it your shirt?」など質問して当てます。

色に慣れたら形や質感もOK。
「Something round」「Something shiny」などにすると語彙が広がります。

日本語のしりとりを英語でアレンジ!
前の単語の最後の文字から新しい単語をつなげます。

例:「Cat → Tree → Egg → Giraffe…」
小さい子には短い単語を、大きい子にはテーマ(動物・食べ物など)を決めてチャレンジしてみましょう。

衣料品店で母親と息子がたくさんの緑色のTシャツを指さしている様子。

色を一つ決めて、周りの同じ色のものを探します。
「Let’s find something green!」
見つけたら英語で言ってみましょう。

「Light green」「Dark green」「Shiny green」など、形容詞を加えると表現力もアップ。
簡単なのに語彙と観察力を伸ばせる遊びです。

Aから順に、アルファベットで始まるものを探します。
A – Apple shop B – Bus C – Cat …

Zまで行けなくてもOK!Xは「Box」「Saxophone」など「x」を含む単語を使いましょう。
アルファベットやフォニックスを学んでいる子にぴったりです。

「How many red cars?」「How many people wearing hats?」など、
特定のものを5分間でいくつ見つけられるか数えましょう。

集中力が高まり、英語の数字に自然に慣れます。
ゲーム感覚で、親子で予想してみても楽しいです。

3つのものを言ってから、1つを消します。
「Tree, car, shop.」→「Tree, shop.」
どれがなくなったかを当てるだけ!

カフェや待ち時間にもできる、記憶力と語彙力を伸ばす簡単ゲームです。

カフェで母親と息子が楽しい時間を過ごしている様子。

自分が見えるものを1つ心の中で決めます。
他の人は「Is it big?」「Is it red?」「Can you eat it?」と質問して当てましょう。

慣れてきたら、子どもに出題してもらいましょう。
質問文や形容詞の自然な練習になります。

車で待っているときなどにおすすめ。
「What color will the next car be?」と聞いて、みんなで予想しましょう。

「Blue!」「White!」「Silver!」など、色を声に出して当てっこするだけで盛り上がります。
誰が一番多く当てられるかポイント制にしてもOK。


動画を一緒に見ながらまねしたり、今日紹介したゲームに出てきた単語を探したりするのもおすすめです。
ご家庭での英語時間が、もっと自然で楽しいものになりますよ。

英語学習は単語を覚えることではなく、「日常とつなげること」が大切です。
ドライブ・散歩・買い物など、どんな場面でも英語に触れる機会は作れます。

親が完璧である必要はありません。
「知らない単語があったら、一緒に調べる」 その姿こそ、子どもにとって最高の学びです。

ロケットイングリッシュでは、英語を“勉強”ではなく“楽しく使うもの”として身につけられるよう、家庭でもできる学びのヒントを発信しています。
ぜひ 無料体験レッスン にお申し込みいただき、英語を使う楽しさを親子で体感してください。

このような英語あそびをしていると、子どもが「これって英語でなんて言うの?」と聞くことがあります。
そのときに答えがわからなくても、気にしなくて大丈夫!

「わからないね。いっしょに調べてみようか」とスマートフォンで検索してみてください。
Google翻訳などを使っても構いません。

この小さな行動が、子どもに「知らないことを調べる力」「学び続ける姿勢」を教えることにつながります。
親が楽しそうに学ぶ姿を見せるだけで、子どもの学びの意欲は何倍にも膨らみます。

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